お世話になっております。株式会社鈴和 電気保安法人設立部です。
今回は、認定による電気主任技術者の資格取得の件についてです。
電気保安法人取得とは違う質問で、時々質問されるのが「電気主任技術者の認定による取得」についてです。
こんな感じで質問される方がいらっしゃるんですよね
「電気保安法人を取得する際は資格を持った人を入れて、いずれは自社にいる社員を認定で電験三種とらせて、その後に保安業務従事者にすればいいんですよね?」
こんな感じに質問される方が結構いらっしゃるのですが、よほど大きな会社でもない限り否定させていただいております。
試験>>>>>>>>>認定・・・いや、これ以上の感覚で「認定だと楽勝に取れるんでしょ?」と勘違いされている方が意外と多いのに驚きます。
はっきり言いますが、この考えは間違っていると思ってください
そもそも試験より認定の方が楽なら、電気主任技術者は不足していません
また認定の方が楽なら、そもそも試験する意味ないですよね??
つまり、試験で合格できるくらいの知識がある人でないと認定で資格取得はできませんからね!!
現に、電力安全課にて面接を受けている方を何人も見てきました(ちょうど面接を受けている方がいるときに外部委託申請書やコンサルで行ってたりしたので)が、やんわり不合格をもらっている方もいれば、「こんなの認められないよ!!!!!!」って怒鳴られていた方もいらっしゃいました。
なので、慌てて認定校に通わせて、さらに実務経歴を積ませて認定でとらせようとするのであれば、電験三種の対策講座を開いている学校に通った方がはるかにコストパフォーマンスも優れていますし、短時間でとれると思います。
そもそも5年も時間をかけて実務経歴を積んで認定でとる時間があるなら、さっさと試験で合格した方がどう考えてもいいですよね
と言うわけで、今回は認定による電気主任技術者の資格取得の件についてでした